音楽療法研究


1[1996]

p.2-8. 眼と耳と手、そして心  徳田,良仁

p.9-16. ひとりの心理治療者からのメッセージ  山松,質文

p.17-23. 自己の重篤な急性心筋梗塞回復期およびその遠因的精神ストレス期における“声による能動的精神-音楽療法”の効果  永田,丕

p.24-29. 脳性麻痺による肢体不自由を合併する知的障害者のための音楽療法: 即興演奏を使った個別セッションの取り組み  岡崎,香奈

p.30-43. 発達障害児の言語能力や学習能力を伸ばし協調性を育てる音楽療法: 言葉の抑揚を生かした陽旋法による歌の段階的展開を通して  堀田,喜久男

p.44-49. 音楽療法場面における自閉症児のコミュニケーション行動の形成  中山,晶代/堀田,和子

p.50-56. 精神科病院デイケアにおける集団音楽療法の実践  山下,恵子

p.57-64. 療法的かかわり : 療護施設及び精神科病棟での音楽療法の実践から  下村,依子

p.65-74. 教護院における音楽療法的音楽授業の試み  笠嶋,道子

p.75-79. 対人緊張を持つセラピストの成長: 患者の言動によるセラピストの気づきについて  杉本,裕子

p.80-82. 狭山博愛病院で行っている高齢者の音楽療法  大西,延子

p.83. 臨床音楽療法協会第2回大会を組織して  遠山,文吉

p.84. 臨床音楽療法協会第2回大会印象記  生野,里花/山下,晃弘

p.85-88. 第8回音楽療法世界会議’96ハンブルク報告  阪上,正巳

 
2[1997]

p.1-4. シンポジウム「音楽療法士に求められること」: 企画と司会の立場から  松原,秀樹

p.5-7. 治療者の内的課題  松井,紀和

p.8-13. 音楽療法士に求められること  加藤,美知子

p.14-17. 音楽療法の危機介入について  宍戸,幽香里

p.18-20. 音楽療法における「学」と「術」と「芸」  村井,靖児

p.21-23. 音楽療法士に求められること: 指定討論の立場から  林,庸二

p.24-30. 子どもを対象とした音楽療法を進める際に最も重要視している事柄: 《子どもに沿うこと》遠山,文吉

p.31-38. 障害児の発達臨床と音楽療法  宇佐川,浩

p.39-45. 精神科医療と音楽療法  斉藤,雅

p.46-52. 日本における音楽療法教育: 入門的概論に求められる方向性  生野,里花

p.53-61. 表現行為の解釈に関する一考察  根津,知佳子

p.62-69. 発達障害者の社会的行動に関する即興的音楽演奏の効果  二俣,泉/中山,晶世/杉山,雅彦

p.70-75. 障害児のための音楽による言語指導: 音楽への反応別によるアプローチ  松原,まゆみ/高田,早苗/松浦,彰子

p.76-81. 間接的音楽療法の可能性: 病棟内集団音楽活動実施までの準備期間から  熊本,庄二郎

p.82-91. 精神分裂病の経過中にみられる意欲欠如の緩和にむけての音楽療法の試み  小宮,眞理子

p.92-99. グループワーク参加をとおして日常生活上の改善がみられた痴呆性高齢者の一夫婦について: 音楽療法場面での経過と考察  藤本,禮子/竹内,由美

p.100-105. 合奏音楽療法を精神科長期入院患者に適用する利点について  鈴木,暁子

p.106-111. 情緒表出に焦点を当てた特異性発達障害幼児の音楽療法  正田,静子

p.112-118. 自閉症児に対する、手の操作を通した歌遊び・たいこたたき等によるコミュニケーションへの働きかけ  都築,裕治

p.119-122. 高齢者のデイサービスにおけるグループ音楽療法  戸田,操子

p.123-127. 質的リサーチと音楽療法: ケネス・エイギン博士による特別研究会を終えて  生野,里花

p.128-129. 第3回大会を主催して: 研究会から学会へのさらなる飛翔を  松原,秀樹

p.130-131. 臨床音楽療法協会第3回大会印象記  藤本,美香/松井,晴美/久松,春子

p.132-134. 音楽療法フォーラム’97 : 第1回日本音楽療法連盟学術集会によせて  坪井,康次

p.135. 音楽療法フォーラム’97印象記  宮下,奈巳

p.136. 音楽療法フォーラム’97印象記  手塚,実

p.137-138. 音楽療法アメリカ留学記  山崎,郁子

p.139. ハイデルベルグ(ドイツ)より  齋藤,考由

 
3[1998]

p.1. 職業としての音楽療法−現場からの報告: 特集にあたって  松井,紀和

p.2-6. 職業としての音楽療法 : 養護学校からの報告  土野,研治

p.7-12. 職業としての音楽療法 :通園施設からの報告  郡司,正樹

p.13-18. 職業としての音楽療法 :精神病院に於ける音楽療法の場  大野,桂子

p.19-22. 職業としての音楽療法 :職業としての高齢者の音楽療法現場を観る  門間,陽子

p.23-28. 職業としての音楽療法 :心療内科の現場から  牧野,真理子

p.29-34. ホスピスの音楽療法の実践から  新倉,晶子

p.35-42. 入院集団精神療法としての音楽療法: 療法の継続性・再現性の観点から  熊本,庄二郎

p.43-49. 注意持続欠陥障害児における姿勢の保持と音楽活動が及ぼす行動変容の検討  中山,晶代/吉村,奈保子/布施,美子

p.50-56. 発達障害児者の音楽療法の方法論と定式化に関する検討  二俣,泉/杉山,雅彦

p.57-62. 音楽療法に関するポジトロンCTを用いたシグナル伝達画像による評価  矢野,ひとみ/今堀,良夫/天神,博志/上田,聖

p.63-69. 精神病院における詩吟療法  安藤,東湖

p.70-75. ロックを取り入れた精神科デイケアでの音楽療法の実践  今村,忍/小畑,浩示

p.76-83. 重症心身障害児(者)の音楽療法: 集団指導「くらぶ」での実践紹介  鹿島,房子

p.84-88. 即興的な連弾を用いて自発性を引き出すピアノレッスンの試み: 引込み思案であった7才男児の場合  久保田,房枝

p.89-100. 「なじみの歌法」のグループセッションへの適用  高橋,多喜子/萩谷,みどり

p.101-106. 高齢者の音楽療法における記録と評価  武田,千代美

p.107-115. 精神科デイケアにおける小集団器楽療法の構造について: 治療構造としての「音楽療法プラットフォーム」  中井,深雪/大谷,正人/山下,由夏

p.116-126. 予防医学的音楽療法の可能性: 理論と実践からの考察  師井,和子

p.127-135. 知的障害者成人の音楽療法  柳田,敦子/土屋,淳子

p.136-141. 高齢者の音楽療法プログラム作成に於けるスコープ・シークエンス論: リズム活動を通した実践的考察  吉津,晶子

p.142. 第4回大会を組織して  村井,靖児

p.143-144. NAMT第48回大会に参加して  栗林,文雄

p.145-146. 臨床音楽療法協会第4回大会印象記  井澤,文緒/伍賀,史子

 
4[1999]

p.1-5. 音楽療法の即興モデル  林,庸二

p.6-11. 音楽療法における即興演奏の意味  若尾,裕

p.12-20. 子供の音楽療法における即興 : 今、ここで起きていることを探る  生野里花

p.21-26. 精神疾患に対する即興的音楽療法  齋藤,考由

p.27-32. 高齢者の音楽療法における即興  藤本,禮子

p.33-40. 「内なる音楽」が表す心の状態とその作用に関する研究 : 音楽を媒介とした心理療法について  福田,道代

p.41-46. 中等度失語症患者に対する音楽療法導入の試みとその経過  大塚,裕一

p.47-54. 小グループにおける即興演奏によるコミュニケーションの展開 : 数量的な分析から  米山,百合花

p.55-62. ダウン症児の音楽療法における構音の改善に関する検討 : 歌を用いた指導を通して  二俣,泉/臼井,裕美子/杉山,雅彦

p.63-71. 精神科集団歌唱における歌の好みについて : 4グループのリクエスト曲の比較検討  加藤,美知子

p.72-80. 実践初期段階における音楽療法士のニーズとグループスーパーヴィジョンの役割  岡崎,香奈

p.81-87. 在宅における重症心身障害児の療養生活の質的向上をめざす音楽療法 : 音楽療法にタッチングを付加した事例  今村,忍/宍戸,幽香里

p.88-92. リハビリテーションゴール達成のためのチームアプローチ : パラメディカルスタッフとしての音楽療法担当の立場から  有田,昌代

p.93-103. 広汎性発達障害児への音楽療法 : 知的機能の高い自閉症児への音楽療法の適用  河本,茂美

p.104-109. N施設作業班での集団音楽療法におけるT君の変化とその考察  山田,亜希子

p.110-118. 音楽療法における受容と共感的理解の意義 : ある知的障害児の事例を通して  奈良,民子/宇都,倫子/浅木,美穂

p.119-124. 自己刺激行動からの離脱に向けて : 重度精神発達遅滞成人の個人セッション事例から  土屋,淳子/堀田,和子

p.125-132. 授産施設における一年間の集団音楽療法の考察  菊井,明子

p.133-137. 痴呆性高齢者の音楽療法 : コミュニケーションの回復に向けて  奥村,由香

p.138-141. ドラム同質奏法を中心とした音・音楽療法の可能性  中島,恵子

p.142. ハンス=ヘルムート・デッカー=フォイクト他著(阪上正巳他訳)音楽療法事典(人間と歴史社)(書評)  村井,靖児

p.143. ケネス・E.ブルーシア著 林庸二監訳、生野里花・岡崎香奈・八重田美衣訳 即興音楽療法の諸理論(人間と歴史社)(書評)  松井,紀和

p.144. 河合眞著「音楽療法 − 一精神科医の実践の記録」(南山堂)(書評)  齋藤,雅

p.145. 第5回大会を組織して  大前,哲彦

p.146-148. 臨床音楽療法協会第5回大会印象記  池田,憲治/山口,潤子/臼井,裕美子

 
5[2000]

p.1.  特集にあたって (特集・音楽療法士の養成教育)  林,庸二

p.2-5.  日本における音楽療法士養成の現状と問題点 (特集・音楽療法士の養成教育)  村井,靖児

p.6-11.  日本と米国の音楽療法士養成に思う (特集・音楽療法士の養成教育)  栗林,文雄

p.12-18.  音楽療法士養成教育における感性化トレーニングについて (特集・音楽療法士の養成教育)  岡崎,香奈

p.19-29.  地方自治体が独自に行った音楽療法研修事業の内容報告と考察 (特集・音楽療法士の養成教育)  門間,陽子

p.30-35.  音楽療法グループ活動で不適切行動を繰り返す自閉症児への統合的洞察によるアプローチ  生野,里花

p.36-44.  自閉症児のことばの発達を促す音楽的アプローチ  大岩,みどり/山本,悠美子/益子,務

p.45-50.  パーキンソン病患者に対する音楽療法の効果 ― 歌唱が肺機能に与える影響  大塚,裕一

p.51-58.  中学男子のグリーフワークにおける音楽と言語の役割  塩谷,百合子

p.59-67.  音楽療法教育におけるピアノ即興演奏修得システムの検討  二俣,泉

p.68-73.  水頭症児への音楽療法 : 意思表出の変化  小川,尚子

p.74-82.  自閉傾向を持つ発達遅滞児への音楽療法 : 外界への気づきと言語発達のためのアプローチ  鎌倉,賀子

p.83-89.  Ur Song(普遍的な歌)”による「声」を用いた音楽療法  高山,仁

p.90-100.  音楽療法実習生の臨床技術と臨床的態度に関する検討  館,いずみ/池田,奈央/二俣,泉/塩谷,百合子

p.101-108.  多重障害児に対する音楽療法の試み : ペーターズ奇形による全盲とレンノックス・ガストー症候群による重度の精神発達遅滞児の例  野田,奈津代

p.109-118.  音楽療法により著明に改善したクモ膜下出血後遺症の事例  橋本,加寿

p.119-124.  音楽療法における非言語的コミュニケーション発達過程について : てんかん発作を持つ発達障害児へのアプローチ  薬師神,彩/大原,かおる

p.125-132.  精神科デイケアにおける阿波踊りとくんちを活用した音楽療法  幸,絵美加

p.133-138.  アンケート調査に見る知的障害関係施設における音楽活動の実態  平林,真紀

p.139.  二俣泉著「音楽療法の設計図」(書評)  青,拓美

p.139-140.  多田・フォン・トゥビッケル・房代著「響きの器」  大野,桂子

p.141.  加藤美知子ほか著「音楽療法の実践 高齢者/緩和ケアの現場から」(書評)  古賀,幹敏

p.142-143.  "臨床音楽療法協会第6回大会・第4回講習会を終えて  志水,哲雄

p.144-148.  バーバラ・ヘッサー教授を迎えて  村井,靖児

p.149-151.  臨床音楽療法協会第6回大会印象記  荻野,裕子/鎌田,律香子/平林,真紀

p.152-156.  第9回世界音楽療法会議の報告  貫,行子


6[2001]

p.1 巻頭言  松井,紀和

P.2-28. 臨床音楽療法協会の果たした役割と今後の展望  松井,紀和/村井,靖児/遠山,文吉/大前,哲彦/栗林,文雄/門間,陽子/丸山,忠璋/阪上,正巳/林,庸二

p.29-36. 大島分類1の重症心身障害児(者)の音楽療法 : 集団保育における評価項目の検討  鹿島,房子

p.37-44. 音楽療法セッションの中で自閉症児が示す「抵抗」とは : その意味と対処に関する考察  菅田,文子

p.45-52. 音楽が嫌悪刺激となっていた一重度脳性まひ児の音楽療法 : 事前調査の重要性を中心に  荻野,裕子

p.53-61. 自閉傾向児に対する発達促進へのアプローチ : コミュニケーション獲得プロセスにおける音楽諸機能の有効性に関する一考察  蔭山,真美子

p.62-67. 言語コミュニケーションへ導く音楽の研究  児玉,令江子

p.68-74. 音楽鑑賞における精神分裂病患者の表現について  笹川,明日香

p.75-80. 高齢者の音楽療法に必要なアプローチについての一考察 : ある視覚・聴覚障害高齢者への音楽療法を通して  藤本,禮子

p.81-88. 制約のある形態での音楽療法の有効性 : 自閉症児Aに対する月1回グループ形式のセッションでの臨床例  松尾,香織/千代田,圭子/松尾,麻子

p.89-95. 精神科病院作業療法における音楽療法の経験  夢蒔,泉

p.96-102. 視覚障害と痴呆を有する初老期男性への音楽療法の試み : 自己表現と意欲の回復に向けて  渡邊,恵里

p.103-104. 書評 マーガレット・ヒール、トニー・ウィグラム編 簑田洋子訳 村井靖児監訳 精神保健および教育分野における音楽療法  山下,晃弘

p.104-105. 書評 スーザン・マンロー著 進士和恵訳 ホスピスと緩和ケアにおける音楽療法  中島,亨

p.105-107. 書評 山松質文・師岡宏之著 音楽療法とヒューマニティ ―― 現場からの報告  岡崎,香奈

p.108-113. 岐阜大会をふりかえって 門間,陽子

p.114-115. 音楽療法国際フォーラム―岐阜(第2回全日本音楽療法連盟学術集会)印象記  青,拓美/久田,善子


7[2001]

p.1-281. 臨床音楽療法協会7年間のあゆみ  遠山,文吉[ほか]編
 <過去の大会、講習会、委員会活動、諸会議の記録および資料>




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