日本音楽療法学会誌

Vol.1, no.1[2001.6.]

p.3-4. 巻頭言『日本音楽療法学会誌』創刊を祝して  日野原,重明

p.5-14. 日本音楽療法学会発足へのメッセージ  市橋,保雄/大国,真彦/小林,登/田中,多聞/徳田,良仁/中島,重徳/細田,瑳一/松井,紀和/三善,晃/山松,質文

p.15-26. 日本音楽療法学会の使命と今後の展望(座談会)  篠田,知璋/村井,靖児/坪井,康次/五島,雄一郎/栗林,文雄/遠山,文吉/筒井,末春/林,庸二

p.27-31. 認定音楽療法士のスーパービジョン (特集記事「音楽療法の専門性と教育」)  松井,紀和

p.32-36. 音楽療法士の教育 : 心療内科の立場から (特集記事「音楽療法の専門性と教育」)  村林,信行

p.37-43. 音楽療法士の教育 : 教育現場の立場から3人の学生の歩みを例にとって (特集記事「音楽療法の専門性と教育」)  生野,里花

p.44-47. 音楽療法士の教育 : 福祉の立場から (特集記事「音楽療法の専門性と教育」)  丸山,忠璋

p.48-53. 音楽の胎児に対する影響 : 第1報 胎児は音楽を認識するか  佐藤,望/志水,哲雄

p.54-59. 音楽療法の臨床効果と心理アセスメントの関係について  山川,かおる/大澤,直

p.60-67. 精神科入院患者に対する音楽療法 : POMSによる検討  市村,暁子/岸本,寿男

p.68-79. 成人・老年期の人々を対象とした音楽療法の評価手法に関する研究 : 欧米の医学・看護学における研究から  鈴木,みずえ/渡辺,素子/小川,佳子/松下,喜美子/竹内,幸子

p.80-86. 看護サイドからみた高齢入院患者に対する音楽療法の導入の試み  丸山,敬子/南雲,幸絵/丸山,晋司

p.87-94. 如何なる種類の音楽を聴いたとき人は元気がでると感じるのか  松田,真谷子/厚味,高広/伊藤,康弘


Vol.1, no.2 [2001.12]

p.103-104. 信ずること、あたりまえのこと (巻頭言)  松井,紀和

p.105-110. 心拍のゆらぎと自律神経活動に関する研究 : 第8報 スポーツ選手と1/f音楽聴取の効果  森,忠三/成山,公一/安本,義正/岩平,滋子

p.111-115. 音楽療法における声のゆらぎの聴覚心理的評価  高島,宏子

p.116-120. BGMはストレスによる免疫機能の低下を防止する : NK細胞活性を指標とした研究  佐藤,正之/浦川,加代子

p.121-127. 知的障害者の歯科治療への適応性と音楽療法セッション参加状況の関係  甲谷,至/斎藤,由美子/佐藤,うらら/熊本,美也子

p.128-136. 介護療養型医療施設における段階的音楽療法の試み  佐々木,良江

p.137-142. 肺癌術後の在宅看護における音楽療法  宮本,昌子

p.143-149. 引きこもる青少年と「うたことば」  渡辺,健

p.150-154. 痴呆を伴う癌末期患者の音楽療法 : 特に家族のかかわりの重要性について  杉野,昌子/川原,暁子

p.155-160. ストレス対処型によるBGMの効果の違いに関する研究  浦川,加代子/佐藤,正之

p.161-166. 老人デイケアでの集団歌唱における、歌詞カードの利用効果について  三崎,めぐみ/栗田,京子/渡辺,恭子

p.167-173. 気分状態と曲想との関係が快感情に与える影響  伊藤,孝子/岩永,誠


Vol.2, no.1 [2002.6]

p.3-8. 第1回学術大会大会長講演 : 音楽療法の向かうべき道  日野原,重明

p.9-16. 第1回学術大会特別講演 : 音楽療法の源流に遡る  海老沢,敏

p.17-30. 第1回学術大会シンポジウム「21世紀の音楽療法に求められるもの」  門間,陽子/坪井,康次/村井,靖児/篠田,知璋/松井,紀和[司会]
 福祉の立場から  門間,陽子
 学術・研究の立場から  村井,靖児
 国家資格法制化の現状と課題  篠田,知璋

p.31-32. 第1回日本音楽療法学会学術大会印象記  村林,信行

p.33-40. 自閉症児に対する早期療育としての音楽療法の有効性について  園田,雄次郎/平石,文香

p.41-49. 異なる種類の音楽が信号検出課題の遂行に及ぼす影響  海老原,直邦/西山,志満子

p.50-58. 学生の日常生活における音楽聴取行動に対する自由記述アプローチから浮かび上がるクラスターと次元  松浦,美晴

p.59-63. 術後音楽療法評価指標としての笑顔表出回数  近森,文夫

p.64-68. 痴呆を持つ高齢者に対する小集団での音楽活動の有効性について  栗田,京子/宮西,貴子/平尾,まどか

p.69-74. 全失語症患者に対する挨拶語獲得の試み : 歌唱セッションを導入して  大塚,裕一


Vol.2, no.2 [2002.12]

p.83-84. 特集に当たって(特集「音楽療法の学際性」)  村井,靖児

p.85-91. 音楽療法と心理学(特集「音楽療法の学際性」)  林,庸二

p.92-100. 音楽療法における「遊戯性」 ― 人間形成論的観点から(特集「音楽療法の学際性」)  真壁,宏幹

p.101-107. 音楽療法と音楽学(特集「音楽療法の学際性」)  岡崎,香奈

p.108-120. 音楽療法と民族学(特集「音楽療法の学際性」)  阪上,正巳

p.121-128. 音楽療法と哲学・美学(特集「音楽療法の学際性」)  若尾,裕

p.129-136. 心拍ゆらぎと自律神経系  森,忠三/安本,義正

p.137-145. 能動的ストレスにおける対処型とBGMの種類との関連 : 心理的ストレス反応尺度を指標とした研究  浦川,加代子/佐藤,正之

p.146-154. 痴呆性老人に対する音楽療法評価法の誘発脳波による検討  奥村,由香/安藤,啓司/真鍋,公昭/松波,謙一

p.155-162. 終身型高齢者施設における音楽療法評価についての一考察 : クライエントの感情の質の変化を主体とした評価法の試案  蔭山真美子

p.163-172. 「懐かしさ」を感じる音楽が高齢者の気分と回想に及ぼす影響  小林,麻美/岩永,誠

p.173-180. 腹式呼吸と鎮静的音楽聴取に関するトーン・エントロピー法による自律神経活動の研究 : 科学的指標と質的研究の対比  森,忠三/宇谷,三知代/松尾,汎

p.181-187. 音楽療法が痴呆症状を呈する老年期の患者の認知機能に及ぼす効果に関する考察  渡辺,恭子

p.188-194. 音楽を好まない人たちの、透析中の音楽聴取が気分に与える影響  伊藤,康宏/米倉,麗子/松田,真谷子

p.195-202. フリースペースにおける不登校児を対象にした音楽活動の事例から : グループの中で個人に対応するために、音楽療法の視点から考える  菅田,文子

p.203-208. 発達障害者の運動・認知に対する音楽の有効性  松永,充代/森本,洋子

p.209-217. 社会政策と音楽療法 : ドイツにおける社会政策と心理療法的な音楽療法の展開  中河,豊

p.218-221. 第10回世界音楽療法大会印象記  沼田,里衣/羽石,英里

p.222. 篠田知璋監修 日野原重明他著「新しい音楽療法―実践現場よりの提言」(書評)  塩谷,百合子

p.223. 村井靖児著「精神治療における音楽療法をめぐって」(書評)  斉藤,雅

p.224. 若尾裕著「奏でることの力」(書評)  根津,知佳子

p.225. ケネス・E・ブルシア著 生野里花訳「音楽療法を定義する」(書評)  土野,研治

p.226. ハンス=ヘルムート・デッカー=フォイクト、エッカルト・ヴァイマン著 加藤美知子訳「魂から奏でる―心理療法としての音楽療法入門」(書評)  齋藤,考由


Vol.3, no.1 [2003.6]

p.3-4. 特集にあたって(特集・諸外国における音楽療法)  林,庸二

p.5-12. ドイツ語圏の音楽療法(特集・諸外国における音楽療法)  塩原,紗綾

p.13-20. イギリスの音楽療法(特集・諸外国における音楽療法)  松山,久美

p.21-26. ノルウェーにおける音楽療法(特集・諸外国における音楽療法)  井上,勢津

p.27-35. アメリカの音楽療法(特集・諸外国における音楽療法)  羽石,英里

p.36-45. カナダの音楽療法:音楽の贈り物(特集・諸外国における音楽療法)  大久保,惠

p.46-53. 痴呆性高齢者への音楽療法効果に関する一考察 : 「固有テンポ」の経年変化を通して  佐治,順子/菅井,邦明/佐治,量哉

p.54-63. 脳卒中患者のリハビリテーションとして行われた「和太鼓療法」の有効性について  甲谷,至/斎藤,由美子

p.64-70. ヒーリング・ミュージックのストレスホルモンへの効果 : 心理学的調査と内分泌学的実験を通して  貫,行子/吉内,一浩/野村,忍

p.71-78. リラクゼーションプログラムにおける音楽による心理的効果  浦川,加代子

p.79-83. Werdnig-Hoffmann病の患者のための音楽療法 : 眼球運動による作曲の試み  星山,麻木

p.84. メルセデス・パヴリチェヴィック著、佐治順子・高橋真喜子共訳「音楽療法の意味―心のかけ橋としての音楽」(書評)  岡崎,香奈

p.85. ケネス・エイギン著、中河豊訳「障害児の音楽療法」(書評)  古平,孝子

p.86. 北本福美著「老いの心と向き合う音楽療法」(書評)  藤本,禮子

p.87. アリシア・アン・クレア(Alicia Ann Clair)著、廣川恵理訳「高齢者のための療法的音楽活用」(Therapeutic Uses of Music with Older Adult)(書評)  櫻井,浩治


Vol.3, no.2 [2003.12]

p.97-99. 篠田知璋先生を偲んで(弔辞)  日野原,重明

p.100 五島雄一郎先生を偲んで  日野原,重明

p.101-104. 五島雄一郎先生を偲んで「ご業績の紹介とA型行動パターン」  白倉,克之

p.105-111. Evidenceに基づく音楽療法:実践の記録と研究  森,忠三(第2回学術大会大会長講演)

p.112-124. 「音とこころ」(第2回学術大会記念講演)  河合,隼雄

p.125-127. 司会を担当して(特集・第3回学術大会シンポジウム「社会が求める音楽療法」)  松井,紀和

p.128-132. 障害児通園施設の立場から(特集・第3回学術大会シンポジウム「社会が求める音楽療法」)  金城,護

p.133-135. この質問の愚(特集・第3回学術大会シンポジウム「社会が求める音楽療法」)  斉藤,雅

p.136-145. 高齢者入所施設のアンケートから(特集・第3回学術大会シンポジウム「社会が求める音楽療法」)  西沼,啓次

p.146-149. 音楽療法の将来への想い(特集・第3回学術大会シンポジウム「社会が求める音楽療法」)  吉田,泰輔

p.150-156. 音楽聴取と唾液中コルチゾール・クロモグラニンAとの関連  西村,亜希子/大平,哲也/岩井,正浩

p.157-165. 痴呆高齢者における音楽活動時の主観的QOL : 感情を指標にして  土屋,景子

p.166-175. 痴呆性高齢者の発話に及ぼす音楽療法の構造特性 : 「日常場面」と「音楽療法場面」の発話分析とエピソード分析  藤本,禮子/中山,晶世

p.176-182. 脳血管性痴呆患者に対する音楽療法の効果 : 事象関連電位P300と血清中メラトニン値の変動による検討  美原,淑子/美原,盤/藤本,幹雄/久保,仁

p.183-195. アルツハイマー型痴呆患者の終末期音楽療法  佐治,順子/菅井,邦明

p.196-204. 高次脳機能障害者へのピアノを用いた音楽療法  熊本,美也子

p.205-213. ドイツの音楽療法の現況 : 音楽療法士と教育課程  内田,博美

p.214-215. 第2回学術大会シンポジウム「日本の文化土壌と音楽療法」印象記  二俣,泉

p.216. トニー・ウィグラム、チェリル・ディレオ著 小松明訳 人間と歴史社、2003「振動音楽療法―音楽療法への医用工学的アプローチ」(書評)  河野,友信

p.217 稲田雅美著 ミネルヴァ書房「ミュージックセラピィ―対話のエチュード―」(書評)  加藤,美知子

p.218 クライブ・ロビンズ、キャロル・ロビンズ編 若尾裕・進士和恵訳「ポール・ノードフ音楽療法講義―音楽から学ぶこと」(書評)  中山,晶世


Vol.4, no.1 [2004.6]

p.3-6. 国家資格をめざして(第3回学術大会大会長講演)  村井,靖児

p.7-10. 国家資格化について(第3回学術大会インビテーションスピーチ)  斎藤,十朗

p.11-12. コンピテンシィ、アイデンティティ、オリジナリティ : 公開討論会の司会を終えて(第3回学術大会公開討論会「音楽療法士の専門性を考える」)  阪上,正巳

p.13-20. 音楽療法士の専門性について(第3回学術大会公開討論会「音楽療法士の専門性を考える」)  青,拓美

p.21-25. 音楽療法士の専門性を考える(第3回学術大会公開討論会「音楽療法士の専門性を考える」)  岡崎,香奈

p.26-31. 「職業的な能力」をめぐって(第3回学術大会公開討論会「音楽療法士の専門性を考える」)  羽石,英里

p.32-37. 神経内科医・病院経営者の立場から(第3回学術大会公開討論会「音楽療法士の専門性を考える」)  美原,盤

p.38-45. 臨床的音楽技術(特集・音楽療法士に要請されるもの)  稲田,雅美

p.46-60. 音楽療法における倫理 : 日常の仕事を支えるものとして(特集・音楽療法士に要請されるもの)  生野,里花

p.61-67. 音楽療法に必要な治療理論(特集・音楽療法士に要請されるもの)  村井,靖児

p.68-75. 病態理解(特集・音楽療法士に要請されるもの)  村林,信行

p.76-86. 抑うつ感低減に音楽提示系列が与える影響 : 音楽気分誘導法による実験的研究  竹内貞一

p.87-95. 統合失調症患者の音高特性 : 無伴奏独唱時の調選択から  熊本,庄ニ郎/小西,慶子

p.96-103. 左半側空間無視に対する音楽療法により歯みがきが改善した1例  甲谷,至

p.104-113. 〈臨床の知〉による音楽的経験の一考察 : 青年期退行ダウン症の事例から  吉田,豊

p.114. 阪上正巳著「精神の病いと音楽 ―スキゾフレニア・生命・自然―」(書評)  丸山,忠璋

p.115. E.H.ボクシル著 林・稲田共訳「発達障害児のための音楽療法」(書評)  濱谷,紀子

p.116-117. メアリー・プリーストリー著 若尾裕 多治見陽子 古平孝子 沼田里衣訳「分析的音楽療法とは何か」(書評)  櫻井,浩治


Vol.4, no.2 [2004.12]

p.125-129. 音霊に寄する思い・心を揺さぶる音・音楽とは(第4回学術大会・大会長講演)  岸本,寿男

p.130-135. 美的音楽療法の視点を発展させる(第4回学術大会・インビテーションスピーチ)  リー,コリン・アンドリュー

p.136-146. コミュニティ音楽療法と文化の変化(第4回学術大会・インビテーションスピーチ)  スティーゲ,ブリュンユルフ

p.147-152. 人間に密接に関わる音楽の「力」とは何かを考えよう : 音楽の可能性を追求する方々へ(特集・第4回学術大会シンポジウム音楽療法の「音・音楽」の意味・役割を考える)  折山,もと子

p.153-159. 「音・音楽」に「語り」をみる(特集・第4回学術大会シンポジウム音楽療法の「音・音楽」の意味・役割を考える)  山下,晃弘

p.160-165. 変容の源としての力(特集・第4回学術大会シンポジウム音楽療法の「音・音楽」の意味・役割を考える)  岡崎,香奈

p.166-167. シンポジウムをふりかえって(特集・第4回学術大会シンポジウム音楽療法の「音・音楽」の意味・役割を考える)  若尾,裕

p.168-180. 音源及び音楽嗜好が内分泌変化に及ぼす影響  福井,一/豊島,久美子

p.181-190. 音楽作品聴取時のイメージと音楽教育歴の関連性について : 音楽専攻学生、幼児教育専攻学生および一般学生の比較  大岩,みどり

p.191-197. 音楽経験がエゴグラムの改善に与える影響  吉岡,明代/板東,浩/吉岡,稔人

p.198-207. 脳卒中患者のリハビリテーションとして行われた「和太鼓療法」の有効性について−第2報−  甲谷,至/斎藤,由美子

p.208-216. 痴呆高齢者に対する音楽療法の効果 : 大集団セッションと小集団セッションとの比較検討  美原,盤/細谷,美内/美原,淑子/藤本,幹雄

p.217-218. 第4回日本音楽療法学会学術大会印象記  守重,絵美子

p.219-220. 第4回学術大会印象記  中山,晶代

p.221-222. 飯森真喜雄、阪上正巳編 芸術療法実践講座4「音楽療法」(書評)  熊本,庄二郎

p.223. ケネス・E.ブルシア編 酒井智華・よしだじゅんこ・岡崎香奈・古平孝子訳「音楽療法ケーススタディ(上、下)」  栗林,文雄

p.224. 村井靖児著「音楽療法を語る―精神医学から見た音楽と心の関係―」  久保田,牧子




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